核融合発電part1
今日1件目更新。
昨日書いた東大「五月祭」の続き。
立花隆ゼミの「徹底討論 核融合 点火&アフター ロードマップとタイムテーブル」を
見てきました。
http://sci.gr.jp/project/fusion/
おもしろかったです。
こういうイベントに参加するの好きです。
とくに立花隆がメインのイベントは初心者にもわかりやすく
つくられているのですごく良いです。
水素、重水素、三重水素(トリチウム)を原料に核融合を行い、
発生したエネルギーで電力発電を行う、ということで
最終目標は商業発電を行えるようになること。
しかも核融合後生成される物質はヘリウム、ということで
非常にクリーンなエネルギー技術として期待されています。
慣性核融合(レーザー核融合)による点火は
アメリカの国立点火施設(NIF:ニフ)による2010年頃が予定され、
磁場核融合による点火はトカマク型国際共同炉(ITER:イーター)により
2020年頃予定されている。
特にITERによる成功が今後の核融合技術の命運が掛けられており、
現在国際プロジェクトとして日、米、欧、露、中、韓、印が参加して
共同して開発・建設(場所はフランス)が進められている、とのこと。
ちなみに日本の受け持ちは超伝導コイルの開発。
(文章が長くなってきたので続きは次に回します。)