CEATEC 2011 に行ってきた




先週の土曜日にCEATECに行ってきた。


大震災の影響もあって環境とグリーンエネルギーに関する展示が多かった。
そういった分野は展示が増えただけで元からあったし、実際に新しい技術が公開されていたというのはなかったので特に印象に残らず。
ディスプレイの4K2Kとかすごい技術なのはわかるけど別にどうでもいいし。
参加者が去年より何%か減ったそうだけどそれはそうだろうね。何を見に行けばいいのかがさっぱりわからない。


海外(といっても中国、台湾、韓国だけだが)のブースが大きくなった、と感じたがサムスンはじめ大企業が出展していない。やはり日本市場にはうまみがないというあらわれだろう。


日本のメーカーでも出展していない会社が多々見られたし…そういえばdocomoauは出展していてsoftbankが出展していなかったけど去年もそうだったかな?


なんだかいろいろ共同ブースとか規格団体とかのブースが大きくなっているし(なんのためにあるんだろうあの展示は)、CEATECの役割というのがだいぶ変わってきたように感じられる。


そういう意味ではインテルだけが異彩を放っていた。インテルのブースには製品の展示はほとんどなく
自分たちの製品を使用するとあなたの生活がこんな風に便利になりますよというコンセプトが明確だった。


ロボット相撲大会を開催していたというのは良くもあり、悪くもあり。まあ良い点のほうが圧倒的に多いだろうね。



…と、ダラダラと書いてきましたがだからといってイベントが嫌だったのかというとそうではない。
大きいメーカーはつまらなかったけど部品メーカーの勢いがすごい。
決して技術は停滞していない。
特に部品メーカーの新製品には驚かされた。
より一層の微細で高性能な製品が発表されていた。
いやー、予想通りではあるけれどもまだまだ進化は止まらないですよ。



昨今の日本企業の不振を嘆いたり憂いたりするよりも、そういった部品メーカーの新製品に萌えて調査して吸収していくほうが楽しいし刺激的だ。