お金と自殺

自殺に見る男女差:Chikirinの日記
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20100616


なんだか最近このエントリのことを考えることが多いので書いてしまいたいと思う。


前提として僕は年間の自殺者が3万人というのは正確な実数ではなく単に警察の捜査能力の限界値であると考えている。また捜査では死因が自殺かどうか判明できなかったが実際には本当に自殺が死因だったケースを含めると実際はもっと多い、少なくても倍、ひょっとしたら10倍の30万人いるかも、と思っている。


で、戻って先のエントリの内容ですがなんと言っても衝撃的なのが男性は女性より約2.5倍も自殺者が多く、しかも経済・勤務問題で男性が自殺する割合が女性に比べて約10倍も多いということです。


この結果にはいろいろ考えさせられてしまっています。本当にこれは重要な情報だと感じています。


「男の人生は仕事である」、もっと言えば「男の人生は金である」。
このことは本質的に正しいし、本気でそう思っている男は多い(だからこそこれが理由での自殺者が多い)し、それに今後益々この傾向は激しくなっていくだろう、と僕は本気でそう思っている。


ときに僕が先のエントリを読んだときにまずはじめに2つの言葉が浮かんだ。
チャップリンの「人生に必要なものは愛と勇気とわずかなお金だけ」と、村上龍の「お金で幸せは買えないが、お金があれば防げる不幸がある」。