感覚の違いはクレームなのか?

今日2件目更新。


第1回:メーカーの責任の拡大−ものづくりとIT:Tech-On!
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/FEATURE/20100527/182964/


うわぁ、この記事すごいわかるわ、というか実際苦労している。


誤解を恐れずに言えばトヨタのブレーキのリコールについて設計的にも構造的にもまったく問題がなかった、と僕は判断している。確実な再現性が見出だせないこともあり性能的にも問題がなかった、と言っても良いとさえ思っている。
顧客からあがってきたクレームに対するトヨタの姿勢には首を傾げたくなる部分もあったけど…


数字や規格や仕様書にあらわすことができない感覚的な違いなんかでクレームを挙げられてはたまったものじゃない!そんな状況で新製品なんか出せるか!いっそハードウェアもソフトウェアのようにベータ版で出してはどうだろうか?


僕はそれぞれの国はその国の中でそれぞれが快適だと判断する製品を作っていければどんなに良いだろうか?と本気で思っている。でもそんなことは絶対にありえない。これがグローバル化の弊害だ。


比較するのは卑怯だけどアップルやマイクロソフトの製品(ソフトウェアもハードウェアも両方)はどうだ?って言ってやりたいよ。
これまで不具合の数々をどれだけ強硬な姿勢とお金で解決してきただろうか?
結局戦略がうまくてお金を持っているところが勝ち残る。