劇場版「ソラニン」






劇場版「ソラニン」観てきた。


最後のライブシーン良かったなぁ。
バンドやってる人や音楽好きな人に観てほしいです。
あとは青春をどう過ごしたら良いのか迷っている若い人達に。


この作品のすばらしい演出だと思うのが「ソラニン」という曲が誰から誰へ向けて歌われているのか、その方向性と意味合いが変化を経て行く、ということだと思う。
種田から芽衣子へ、今の種田から昔の種田へ、芽衣子から種田へ。


そして「ソラニン」とアジカンの親和性とかそれぞれの影響の受け方がおもしろい。
浅野先生がアジカンの「ソルファ」を「ソラニン」と誤解して「ソラニン」という語感を気に入り、
ソラニン」という言葉を調べてみたらジャガイモの成長に必要な芽の毒ということを気に入り題名に。

アジカンが「ソラニン」に影響を受けて「ムスタング」を作曲。

劇場版では「ソラニン」の作曲をアジカンに、「ムスタング」をエンディングテーマに。


ムスタング」は写真に写っているけど劇中で使用されるギターのことだね。


ソラニン」の毒は成長に必要な痛み。それを内包し消化していく青春のストーリー。
もっと若いときに観たかった…