ドラクエ6をクリアした

昨日は呑み過ぎて体調が悪くなにもしたくなかったので
こつこつ進めていたスーパーファミコンの「ドラゴンクエスト6 幻の大地」を8時間くらい一気に進めてさっきクリアしました。


今年の2月から時間の空いたときにこつこつ進めて、攻略サイトも見ないで自力でクリア。
レベル40で別にやりこんでたわけでもないんですが5ヶ月かかってしまいました。


じつは何年か前にも一度クリアしているんですが、そのときはクリアすることだけに急いで攻略サイトの通り進めたので、今になってまったくストーリーを覚えていない、ということに気づいた。


あと文化系トークラジオLifeドラクエ6の話題が出たのを聴いてやりたくなった、というのが強いんですが。



で、やってみた感想。


よくできてるゲーム。これはおもしろい。
とくにシナリオというか、設定がすごい。消化しきれてない感もあるけど…
単純にゲームとしても特に戦闘バランスが絶妙で飽きが来ないようにできてるし、謎解きバランスも後半はヒントがどんどん無くなって難易度も結構高めにできてる。
メダル集め、モンスター集めをはじめやりこみゲームとしても奥が深い。



このゲームの設定で個人的に一番おもしろいなぁと感じたのは(ネタバレになりますが)、
現実世界の自分と、自分の理想や現実世界から逃げたいという願望から生まれた夢の世界「幻の大地」の自分という2人が同時に存在している、ということです。


敵の呪いによって現実世界から夢の世界に飛ばされてしまった主人公たちは、
現実世界と夢の世界を自由に行き来できる能力を駆使して、現実世界の問題と夢の世界の問題を相互に解決していきます。


前半は夢の世界の気弱な主人公と現実世界の主人公が融合、という主人公の成長物語。


後半は夢の世界と現実世界の相互補完と乖離の物語。
夢の世界が実体化していたのは実体化させることで夢の世界を支配しようともくろんでいた大魔王の力の影響であり、つまり敵を倒すこと=現実世界と夢の世界の乖離。



個人的に興味があったのは
理想と現実の2つの人格をゲーム中でどうやって解決、融合させていくのか?
夢の世界と現実世界の関係をどう落とすんだろう?
ということ。
まぁ、その辺は実際はあんまり消化されてないんですが…



しかしこれ1995年作品だったのか…
1995年年といえばエヴァ阪神淡路大震災地下鉄サリン事件
さすが堀井雄二、時代を先読みしてるなぁ。
堀井雄二再認識。


小説買おうっと。久美沙織好きなんだよなぁ。


このまま勢いにまかせてドラクエ7、8もやってみたいなぁ、なんて誘惑を振り払いつつ…
ちなみに来週DSでドラクエ5が発売、ドラクエ6も移植が予定されているようで…ドラクエ5、すごいすきなんだよなぁ。またやりたいなぁ。