辻仁成「ピアニシモ・ピアニシモ」part2

今日3件目更新。

こんな激しい中二病作品はひさしぶりw
たしかに主人公トオルは中1だからそうなんだけど、
いまどきセカイ系ライトノベルでもここまで
異様で異質なキちゃっている作品はないんじゃないの、と思えるほど。
人にはオススメしづらいし、
中学生とかこれ読んだらどう思うんだろう?
というのが正直な感想です。



でも中盤のトオルが内向的な方向に進んでいくところは
作品にグイグイ引きこまれてすごいおもしろい、
あいかわらず中二病的な文章は最高でした。
中盤の方向性で行ききった作品で書いてほしかったなぁ、と思いつつ。

全体を通しても読みやすいしテンポが良いし、
こんなに読みやすい作家だったかなぁ、と再認識。
またの辻仁成の本を読んでみたくなりました。

読んでない小説も多いし映画も見たことないし
また辻仁成にはまろうかなぁ。



あと作家辻仁成(ひとなり)といえば
ECHOESの辻仁成(じんせい)ですが、また歌ってほしいなぁ。
辻仁成のかすれた歌声好きなんだよなあ。

さすがに辻仁成の月曜2部のオールナイトニッポンの時代は
小学生だったから聞いてなかった。
兄が辻仁成好きで何年か後になってから
テープを借りて何本か聞いたくらいなんだけど。



10年くらい前まではドラマの影響もあって
「ZOO」が好きだったんだけど、

http://www.youtube.com/watch?v=WGAgKRuS650

最近はオールナイトニッポンでエンディング曲だった
「ONEWAY RADIO」が一番好き。
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Arch/AI/Echoes/

ECHOES再結成とかしないかなぁ。無理かあ。