パチンコ嫌い


別に声高に主張するわけじゃないんですが…

パチンコとかスロットとか嫌いです。

というかいわゆるパチンコ業界が嫌いです。

そもそも基本的にギャンブルが嫌いなんですが。

競馬も宝くじも嫌いだし。

自分のパチンコ嫌いには2つの理由があります。

ひとつは「パチンコ」そのものに対する嫌悪感からです。

というのは逆説的なことを言うようですが

パチンコは嗜好性が強過ぎるから、おもしろすぎるからです。

光と映像と音楽の融合、

操作と音と振動との融合、

操作・選択・確立・処理の楽しみ、

フロアという共有の場、近すぎる筐体との距離、

玉が移動する・跳ね回る動きのリズム・心地よさ、

投資の緊張感、次第に膨らむ焦燥感、差し迫る圧迫感、

そこから奇跡的に状況が逆転したときに得られる開放感、

獲得した結果が触れられる・重さが感じられる・

数字で数えられる・目に見ることができる玉という

物体に還元される快楽。

しかもこの遊びには終わりがない。

パチンコはそのシステム、構造自体が

えげつないほど露骨な「おもしろい要素」の塊であり、

体験ゲームの究極形態のひとつだと思います。

はまったら絶対逃げられないことがわかっているから

あえて近づかないようにしています。

だからこそよくできている、ともいえるのですが

あんなに鬼のように怖ろしいものが

なんでこんなに産業として繁栄しているのだろう?

いやはや本当にこれは異常なことだと思います。

パチンコというゲームシステム、

そしてパチンコ業界については

常々詳しく調べてみたいと思ってはいるんですが、

なかなか読み物としてのレベルまでまとめられた情報が

見つけられなくて、散逸した情報しか目にすることができません。

うー。

長くなってしまったのでこのへんで。

もうひとつの理由は気が向いたら。