グローバル化した製造業とは?

なんか別なことを書いていたら結局そっちは長くなりすぎてしかもまとまらなかったので、別な最近思っていたことを書く。


唐突なシミュレーションですが、いずれ地球上の全人口60億人が携帯電話を持つとします。

個人の携帯電話の機種変更が単純に6年毎とすると、
年間10億台の携帯電話の生産が必要になる。

そうすると単純に携帯電話の部品も年間10億個の生産が必要になる。

そこで1つ目に思うのが年間10億個(1日270万個以上!)生産するというのは極めて難しく、
世界中でさえそう何社も存在することができない、ということ。

そして2つ目に思うことは年間10億台生産ということはシックスシグマ(100万個で3.4個の不良率)をクリアしても、年間3400個の不良品が発生してしまうということ。

生産数、不良品、ともに途方もない数値。もはや想像することすら困難です。


かつて日本が得意としてきたのはあくまでも日本人1億人を想定し、機器の買い替えも10年以上を想定した年間数十万〜数百万個の生産サイクル。


でも間違いなくこれからの時代はこういうことが前提の時代になる。
じゃあ、どうしたらいいんだろう?
いま参考になるのは世界で携帯電話のシェアを獲得しているメーカー。
どんなビジョンや考え方で仕事をしているんだろう、ということに興味がある。
しかしそういう情報ってどうすれば手に入るんだろう?うーん…