赤木智弘「若者を見殺しにする国」

若者を見殺しにする国 私を戦争に向かわせるものは何か

若者を見殺しにする国 私を戦争に向かわせるものは何か


鳥取に行っていたときに読んだ本の感想。

いろいろ話題になっている赤木智弘「若者を見殺しにする国」を読んだ。

双風舎、書籍紹介ページ
http://sofusha.moe-nifty.com/books/2007/10/post_00c3.html

おもしろい、異常なまでにおもしろい、というかすごい共感してのめり込んで読んだ。
これはまさにいま現代の本。
そしてこれは自分達の世代の本だ。
自分達の世代のある一面を正直に正確に描き出している。

筆者が75年生まれで歳が近いというのもあるけれど、それ以上に身に迫って感じている感情や感じ方が近い、と感じた。

でも読んでいる途中からなんともいえない違和感を感じてもいた。
それがなんなのかまだあいまいにしか捉えられていないので気持ちが悪いんだけど…
数年後もう一度この本を読んだらどう感じるのか、ひょっとしたらまったく逆の感想になるかもしれない。

でも次の本が出たら絶対買う。
なにかイベントがあったら参加したいとも思っている。

うーむ、なんともまとまらない感想ですが、とにかくこれはすごい本です。